フィンランドの銀行口座を閉鎖した

この記事は約2分で読めます。
Tampere Joulukuu 2003
Tampere Joulukuu 2003

今年の6月に、フィンランドに持っていたダンスケ銀行の口座を閉鎖した。

フィンランドで暮らしていた2003年から2006年までの3年間と、その後休眠口座の時期も含め、約16年間お世話になった。当時はまだ、フィンランドっぽい、のんびりした響きのサンポ銀行(Sampo Pankki)という名前だったのが、いつのまにか、Pではなく、Bで始まる綴がいかにも外国の銀行といったダンスケ銀行(Danske Bank)になっていた。

フィンランドで初めて自分たちの銀行口座を開くため、ぼくとうちの奥さん二人で、タンペレのHämeenkatu沿いのSokos前にあった、サンポ銀行の支店の重い扉をおっかなびっくり開いたときのことを思い出す。銀行の女性担当者はぼくらのたどたどしい英語にもかかわらず親切に対応してくれ、テキパキと手続きをしてくれた。

フィンランドを離れてからは、ユーロ圏でのネット通販やフィンランドの友人との決済などに細々と使っていた口座を、 思い切って閉鎖することにしたのは、 月々の口座維持手数料に対する利用頻度がどうこうというよりも、たぶん、ブレグジットとか令和になったとか、そいういうことなのかもしれない。

数年前にフィンランドの母校で行ったワークショップ講師の報酬の一部が、800ユーロほど口座に残っていたので、残高全部を日本円に両替して、日本の銀行口座に送金してもらうことにした。ダンスケ銀行の担当者とネット経由で数回やり取りをし、こちらから必要書類をPDFファイルで送付すると、口座閉鎖と送金の手続きはあっけなくすんでしまった。

それから数日後、三菱UFJ銀行の、ATMが吐き出す通帳に印字された「外為送金」の文字と、10万円ほどの入金と引き換えに、フィンランドでの体験が、夢の中の出来事になってしまったようで、少し寂しい気分になった。

にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ