清水義範

清水義範

短篇小説

信頼できない語り手による意識の流れ、清水義範「靄の中の終章」

「でも、さっき食べたばかりじゃないですか」子供に理を諭さとすような口調だった。「な……、何だと」「めんたいこの残りで、茶碗に六杯も食べたでしょう。忘れちゃったんですか」ヒヤリと、胸の中を冷たいものが走った。 清水義範「靄の中の終...
フィンランド

フィンランドでカツ丼

フィンランドの日本食レストランで、カツ丼を食べたことがある。とても不味かった。パサパサのご飯の上に、カリカリに揚げたトンカツと生野菜のサラダがのっていて、マヨネーズ風味のタレがかかっていた。
2020.01.16
収録作品

収録作品:清水義範『国語入試問題必勝法』講談社文庫

清水義範『国語入試問題必勝法』講談社文庫 猿蟹合戦とは何か 国語入試問題必勝法 時代食堂の特別料理 靄の中の終章 ブガロンチョのルノワール風マルケロ酒煮 いわゆるひとつのトータル的な長嶋節 人間の...
2020.01.20
短篇小説

正解の生産性向上、清水義範「国語入試問題必勝法」

受験生の浅香一郎は現代文(国語)を苦手としている。見たところ三十代の半ばで、家庭教師というよりは仕事の完璧な工場の熟練工といった印象の月坂が、効率よく問題を解くコツを一郎に伝授する。 受験の成否は一定の時間内で、提示された沢...
2019.12.05